2017年9月の記事一覧

無料で読める谷崎潤一郎さん作品リストとページ数一覧【青空文庫/Kindle】

2016年1月1日に著作権の切れた谷崎潤一郎さんの作品。著作権切れの作品を無償で公開している青空文庫の中でも、Kindle化されている谷崎潤一郎さんの作品をリストアップしてみました。

文豪ストレイドッグス ラバーキーチェーン【谷崎潤一郎】

アニメ化もされている人気漫画『文豪ストレイドッグス』にかかれば、谷崎潤一郎さんもこんなに可愛いキャラクターに。最初は恐れ多い!と思ったものですが、大文豪たちがどんなキャラになっているのか、確認するのも面白いです^^

 

Kindleで読める谷崎潤一郎さんの作品一覧

作品数は現時点で21作品。青空文庫で公開されていてもKindle化されていない作品もあるため、青空文庫の公式作品数とは異なります。現在も公開に向けて作業中の作品はたくさんあるようなので、今後も増えると思われます。

初めて読む作家さんの作品を読む時に、いきなり長編を読むよりは、まずは短い作品から読んでみたい!という方が多いのではないかなと思うので、短い順(ページ数が少ない順)に並べてみました。

作品名をクリックするとAmazonの作品ページが見れます。

 

作品名 ページ数 備考
1 覚海上人天狗になる事 6
2 刺青 9
3 恐怖 9
4 紀伊国狐憑漆掻語 10
5 幇間 15
6 秘密 17
7 三人法師 18
8 途上 18
9 陰翳礼讃 29
10 少年 29
11 蘆刈 34
12 春琴抄 46
13 盲目物語 68
14 87
15 少将滋幹の母 87
16 聞書抄 第二盲目物語 122 13:盲目物語の続編?
17 武州公秘話 01 武州公秘話 138 02以降は見当たらず
18 瘋癲老人日記 157
19 細雪 01 上巻 162 02以降は見当たらず
20 大切な雰囲気 01 序 記載なし 02以降は見当たらず
21 吉野葛 記載なし

 

青空文庫の作品の中には、Amazonにページ数が反映されていないものも多いです。そういう作品はよっぽどタイトルが気になったり、レビューがよかったりすればダウンロードしてみますが、個人的には後回しにすることが多いです。

1巻しかないものも、続きが気になったらイヤなので、Kindleで揃ってから読みたいところですね。青空文庫はボランティアの方々が作業しているので、いつ2巻以降が出るかはわかりません。ほかの作品を読みながら気長に待ちましょう^^

 

谷崎潤一郎さんのおすすめはこちら

私が谷崎潤一郎さんの作品を初めて読んだのは、2017年4月とかなり最近。関西テレビで放送された『放送禁止7 ワケあり人情食堂』がきっかけでした。その時に書いた感想がこちらです。

⇒ 谷崎潤一郎の「途上」を読んだ感想。読書が苦手な人にもおすすめできる超短編・犯罪小説【青空文庫】

当時はまだKindleを使っていなかったので、ブラウザで読んでいましたが、スマホにKindleアプリを入れて、青空文庫の作品を読んだ時の感動は凄かった。有料の電子書籍と何ら変わらない読み心地。

Kindleは無料で使えるアプリなので、もし未体験でしたらぜひ使ってみてくださいね。有料の本を買わなくても、青空文庫だけで1万点以上の作品が公開されているので、お金をかけずに十分楽しむことができます^^

 

芥川龍之介が語る谷崎潤一郎

最後に、谷崎潤一郎さんの作品を検索している中で、気になる作品があったのでご紹介しておきます。

青空文庫に収録されている作品の中には、小説だけではなくエッセイや手記のようなものも意外と多いのですが、作家さんがほかの作家さんについて言及しているものも結構あります。

今回見つけたのは、芥川龍之介さんが語る谷崎潤一郎さん。3ページしかないので、気楽に読めるのもいいですね。もし興味があればこちらも読んでみてください。

⇒ 『谷崎潤一郎氏

私も早速読んでみました。谷崎潤一郎さんの作品への評価などではなく、芥川さんが谷崎さんと一緒にお出掛けした日のことが書いてある短い日記のような作品でした。

3ページの文章なので、特別ドラマチックな出来事があるわけではないのですが、文豪同士の友情をのぞき見ることができるのも、貴重だなぁと楽しく読ませてもらいました。

こちらの作品はAmazonのレビューも8件と、青空文庫にしては多めなので、気になる方はぜひそちらもチェックしてみてくださいね。

気になる文学作品♪