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羽生結弦はなぜルマンドのような衣装を選んだの?衣装を白から薄紫に変更した理由とは?

2016年11月25日~27日にかけて札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナにて行われた「2016NHK杯国際フィギュアスケート競技大会」で見事優勝を果たした羽生結弦選手。

彼が25日のSP(ショートプログラム)で身につけた薄紫の衣装が「ルマンドにしか見えない」と話題ですが、なぜあえてそんな衣装を選んだのか気になったので、少し調べてみました。

 


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氷上でのキリリとしたお顔も素敵ですが、リラックスした表情も素敵な羽生選手。

 

羽生結弦選手ルマンド衣装への変更理由は?

今回のNHK杯では、10月にカナダのオンタリオ州ミシサガで行われたスケートカナダのショートプログラムで着用していた白い衣装とはガラリとイメージの異なる薄紫色の衣装での登場。

羽生選手が上着を脱いだ瞬間には観客席から歓声があがる一幕も。

スパンコールやビジューを散りばめたトップスに柄のベスト(襟と袖もおそろいの柄)、ボトムスはサイドに黒でダイヤ柄の模様が施されている、カナダで着用していた白い衣装の色違いです。

ルマンドにしか見えないと話題をさらった衣装ですが、紫への変更は振り付けをしているジェフリー・バトルさんと相談して決めたそうで、羽生選手曰く「少し青くも光るんですけど、プリンスのカラーをイメージして作ってもらいました」とのこと。

確かにボトムスは青っぽい光沢があって、動くたびに色彩が少し変化してとても綺麗。

他にも白の衣装は氷と同化して演技が見えづらかったり、スケートカナダでの納得のいかない演技の影響で「悪いイメージもあった」と、今回のカラーチェンジには様々な理由があったようです。

高橋大輔さんもテレビのコメントで「僕なら選ばない色」というようなことを仰っていましたが、あの紫色の衣装を華麗に着こなせる羽生結弦選手を見て「さすが氷上プリンス」と、思ったのは私だけではないはず。とても似合っていますよね ^^

 

羽生結弦とプリンスの関係は??

噂のルマンド風衣装が採用された羽生選手の今季ショートプログラムの曲目は、今年4月に急逝したアメリカのアーティスト、プリンスの「レッツゴークレイジー」。

もともと羽生選手のコーチがプリンスのファンだったことがきっかけだったようですが、プリンスの曲を使用するにあたって、羽生結弦選手はプリンスの動画を見たり、プリンスの遺した言葉からプリンスを研究し、さらに自ら振り付けにも関わったそうです。

今回ショートプログラムで着用している衣装も、プリンス自身がテレビ出演した際に着ていた衣装をオマージュしたものだそうで、曲については「アップテンポの曲で見ている人も楽しめるプログラムになっている」「ライブ感のある曲なので、見ている人がワクワクするような演技をしたい」とコメントしています。

そんな羽生結弦選手の思いが込められたプリンスの「Let’s Go Crazy」でSP今季最高得点の103.89点をマーク、FPと合わせて300点を超える高得点でNHK杯の優勝を勝ち取ることができたのは、本当に喜ばしいなと思います^^

 

羽生結弦選手の影響でプリンスのベスト盤が売れてる!?

余談ですが、NHK杯でのショートプログラムが行われたとちょうど同じ日にプリンスの10年ぶりの2枚組ベストアルバム「4EVER」がリリース。発売から数日での出荷数が1万5千枚と、海外アーティストとしては異例の売れ行きだそうです。

羽生結弦選手の影響力恐るべし・・・。

ベストアルバムの中にはもちろん「レッツ・ゴー・クレイジー」も収録されているので、気になる方はぜひチェックしてみて下さいね。私もこの機会にプリンスさんをじっくり聞いてみたいと思います^^

 

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