ずーしーほっきーとは、一度見たら忘れられない衝撃のゆるキャラの名前。不気味なご当地キャラの誕生秘話。
2013年11月、北海道の北斗市で衝撃的なご当地キャラが誕生しました。
それが「ずーしーほっきー」。誕生直後からネット上では「ゆるくない」「不気味」
「やばい」と評判のずーしーほっきーについて色々調べてみました♪
すでにずーしーほっきーグッズも登場するほどの人気。
興味本位で調べた「ずーしーほっきー」が
あまりに衝撃的なキャラクターだったのでスルーできず。
そもそも「ずーしーほっきー」ってどういう意味??
キャラクターを見ただけではピンとこないんですが、
このずーしーほっきーは、北斗市の特産品であるほっき貝と、
お米の銘柄「ふっくりんこ」を使ったホッキ貝をモチーフとしたキャラクター。
もともとは「ホッキーずーしー」という仮称があったのですが、
苫小牧市と宮城県山元町に「ホッキー君」というご当地キャラがすでに
存在していたため、「ずーしーほっきー」という名前に落ち着きました。
ぱっと聞いて聞きなれないし、よくわからない名前だけど、
だからこそ気になってしまう、にくいネーミング。
ずーしーほっきーを作ったのは誰??
ずーしーほっきーが作られた経緯ですが、
北海道の北斗市で2015年末までに開業する北海道新幹線の新しい駅を
PRするためにキャラクターを作ろうというのが始まりだったそうです。
そこから公立はこだて未来大学の3年生の学生さん12名をメンバーとした
北斗市ご当地キャラクタープロジェクト「HOCTORY」と北斗市が協働で制作したのが、
このずーしーほっきー。若者の感性で作られた、まさに「今」なキャラクターなのです。
ずーしーほっきー誕生までには様々な取り組みがされていたようで、
HOCTORYメンバーが北斗市の観光スポットや特産品の生産現場を訪問したり、
地元の小学生と一緒にご当地キャラクター案を出し合って試作するワークショップも開催。
事前に100体以上のご当地キャラクターの見た目や性格も念入りに分析したそうです。
その後、夏休みにHOCTORYメンバーそれぞれがキャラクター案を制作し、
その中から約60点ほどに絞ったキャラを市民の方々に見せて意見をもらった末に
最終的に5つのキャラに絞込み、北斗市の全世帯に投票用紙を配布した大がかりな
市民投票によって「ずーしーほっきー」が選ばれ、市のご当地キャラに決定しました。
(詳しい取り組み内容は北斗市のホームページから資料を見ることができます)
惜しくも敗れた4体のキャラクターもチェックしてみたのですが、
たしかに可愛いものの、ずーしーほっきーのインパクトにはかなわない!
と思う反面、なんでずーしーほっきーが選ばれたんだろうと北斗市民の感性を
心配してしまいそう。。。(北斗市の方々の眼力は間違いないですが◎)
デザイン原案の森友汰さんは、
「ご当地キャラには奇妙で不思議な物が少なく、ねらい目だと思った」
「奇抜なデザインで全国にPRする存在になってほしい」とのこと。
またHOCTORYプロジェクト担当教員の安井重哉准教授も、
「インパクトが強いキャラクターにできた。他のご当地キャラとも渡り合っていける」
と、コメントしています。確かに、インパクトはあのふなっしーに負けてません◎
今の時点でこれだけ話題になってしまう、
ずーしーほっきーの秘めたるパワー恐るべし。
可愛くデザインしても可愛くないのがものすごく可愛いスマホケース。
ずーしーほっきーのキモかわゆさは半端じゃない。突っ込みどころ満載です。
ずーしーほっきーが活動を始めたのは最近です。
ずーしーほっきーの着ぐるみが完成したのは2014年3月。
29日と30日に北斗市でお披露目会があり、4/17には浅草を訪問、
今年生誕40周年を迎えるキティちゃんと会う約束もあるそうです ^^
これからも不気味なずーしほっきーの活動から目が離せません!