プリザーブドフラワーとは?起源や作成方法など豆知識をまとめました♪
もうすぐ母の日。今年はプリザーブドフラワーを贈ろうとお考えの方も
多いのではないでしょうか?水やりなどの手間もかからず、長期間キレイに飾れる
プリザーブドフラワーとはどういうお花なのか、基礎知識をまとめてみました♪
プリザーブドフラワーは、生花よりも鮮やかな色合いがキープできるのと、
ほんもののお花にはない色が選べるのも大きな魅力です♪
プリザーブドフラワーとは?
そもそもプリザーブドフラワーってなんなの?というところですが、
生花のようなみずみずしい美しさ、手触りを長期間保存することができるように、
生花に特殊な加工を施したお花のことをプリザーブドフラワーと呼びます。
生花ではないけれど、造花とも違う。
生花と造花のいいとこどりをしたような機能的なお花です。
プリザーブドフラワーはどうやって作るの??
プリザーブドフラワーがどうやって作られるのか、簡単にまとめました♪
1.新鮮な生花を、脱水作用がある脱色液につけて取り出す。
2.潤滑液入り着色液につける。着色料がお花本来の力で吸い上げられる。
3.取り出した花を乾燥させて、検品。問題がなければ商品となる。
加工に使う液体は、1度使うと品質が落ちるため、
何度も利用することはできないそうです。
また、加工に使われる着色料は食品や製薬に使われる
人体に無害なオーガニックなものが使われるので、
安全性の高さも認められています。
加工時にお花の匂いや花粉などはなくなるため、
生花が持ち込み禁止の病院へのお見舞いにも最適です。
(花粉症の方にも気にせず贈れるのも安心ですね♪)
プリザーブドフラワーの起源
プリザーブドフラワーは1970年代の終わりに「長寿な切花」として、
ブリュッセル大学とベルリン大学、仏ヴェルモント社の共同研究がスタート。
10年もの研究の結果、1987年にようやく完成し、
1991年にベルモント社がプリザーブド加工技術の国際特許を取得。
日本に上陸したのは特許取得の2年後の1993年ですが、実は日本でも
昭和の頃から薬局で売っているグリセリンを利用してプリザーブドフラワーを作ることを
趣味にしている人はいたようで、ベルモント社が起源というわけではないようです。
プリザーブドフラワーを英語で言うと??
正式名称は、「Natural preserved flowers and foliage」
(直訳:保存加工された自然なお花と葉っぱ)
あとは、 「Preserved flowers」 の他にも、「Flower preservation」 や
「Floral preservation」 という言葉が使われているそうです。
現在は日本でもプリザーブドフラワーという名前で呼ばれていますが、
初期の頃は「ブリザードフラワー」という言葉も誤用されていたようです。
余談ですが、私もプリザーブドフラワーが流行りだした当初に
「ブリザードフラワー」という言葉を聞いたことがあって、そのときには
「生花のようにそのままの姿を保存する」イメージと「ブリザード(吹雪)」という
言葉の印象から、思わず「冷凍保存」を連想したのを覚えています。
今思えば全然関係ない連想でしたね ><笑
また「プリザーブドフラワー」と「ブリザードフラワー」が混ざったような
「プリザードフラワー」という言葉が使われている場合もありますが、
あくまで正式名称は「プリザーブドフラワー」です◎