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京都国立近代美術館【トルコ至宝展】に行きました!混雑状況や感想など

2019年6月14日~7月28日まで京都国立近代美術館(岡崎公園内)で開催されていた、「トルコ文化年2019 トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」に行ってきたので、感想や混雑状況をまとめたいと思います。

すでに会期は終了しています。

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グッズコーナーの壁に青い眼玉がずらりと並べられている光景は異様でした。笑

この不思議できれいなお守りは「ナザール・ボンジュウ」っていうんですね。

 

なんでこの展覧会を見に行ったのか

元々そんなに宝石に興味があるわけではないんですが、2017年の同時期(4月29日~8月6日)に同美術館で開催されていた「技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」をたまたま見に行っていて、

それがよかったので今回もタイトルとフライヤーにお大きく掲載されている写真を見て宝石が見れるかも~とワクワクしながら行きました。

その時、なんでヴァンクリーフ&アーペルが気になったのかというと、これもたまたま見ていたショップチャンネルで目玉が飛び出そうなぐらいの高額商品が販売されていたから。コインだったかな?

ヴァンクリーフ&アーペル展は、すごくよかったんですよ~。

 

トルコ至宝展の感想

さて、そんな期待が高まる中、大雨に降られながら京都国立近代美術館へ。よく行く美術館なので、いつも三条や河原町から徒歩でてくてく向かいます。

そして、到着。受付でロッカーを勧められたものの、どこも開いてなかったので、再度受付に行って荷物を預けて出発!

京都国立近代美術館は、入り口すぐのところが常設のグッズ売り場になっていて、本やポストカード、ガラス製品などが並んでいて楽しいです。ついつい展覧会場を見る前にチラ見(そして終わってからもしっかり見る)。

3階がメイン会場で、4階のコレクション展の一部の空間にも展示がありました。

まずは3階から。エレベーターで向かいます。

 

第1章トプカプ宮殿とスルタン

入口の部屋は一旦スルーして次の部屋からスタートでした。

入ってすぐに飾られた豪華な玉座に目を奪われます。スルタン・マフムート2世の玉座(支配者のひじ掛け椅子)。

横幅は結構あるし、金ぴかで色々飾られてはいるものの、座るところの奥行きがあんまりない上にすごい分厚いクッションが置いてあって、座りにくそう…って思いました。豪華絢爛だけど、実用的ではないかも。

玉座ってそんなに長時間座るものではないのかなーなんて思いました(どうでもいい感想)。

スルタン・アブデュル・ハミト2世の花押は、もはや図形。サインとは思えないぐらいぐるぐると入り組んだ芸術的な花押です。

あとはトルコの民族衣装カフタンとか、兜が飾られていて、布製品はあんまり興味ないなーという感じでスルー。結構空いていました。

この会場で一番、おぉと思ったのは、「宝飾筆箱」。私も知人と「筆箱!?」って盛り上がっていたら、周りの来場者さんもそんな感じでした。笑

ルビーとエメラルドと翡翠などで飾られた、カップや時計、手鏡、直刀などなど、見応えたっぷりの展示でした。

 

第2章オスマン帝国の宮殿とチューリップ

ここでもカフタンや付け袖、ベルト、長靴など服飾品が多め。中には「新生児用掛け布団」なんかもありました。

でも、さすがに布製品は、宝飾品のような派手さもなく、うーん…って感じであんまり興味をそそられず。好きな人にはたまらないのでしょうか。

敷物ぐらいは展示されるのもわかるかなーって感じましたが、クッション・カバー率の高さに笑ってしまいました。うーん、家にありそう…っていう。笑

その後は辞典とかアルバムとか書籍系のコーナーになり、こちらも混雑していたのと、見たところで書いている内容もきっとわからないし、あんまり興味がないのでほぼスルー。

次のお皿やお椀などの日用品もそんなに興味がなくてパラパラ見る感じ(なんのために行ってんねんって感じですね^^;)。

壁がイスラミック・ブルー?真っ青な壁紙で素敵な空間でした。

このコーナーで一番いいなーって思ったのは、「バラ水入れ」。香水を入れる瓶だと思うんですが、七宝で飾られたものと、銀でできたものと、とてもキレイでした。

あとは最後の部屋(入口になっている部屋)に飾られていた銀と木でつくられた「スルタン・アフメト3世の施水場の模型」も大きくて見応えがありました。すっごく細かくて、小さな水くみ用コップとか蛇口とかあって、全方位からじっくり眺めて楽しかったです。

それと、ガラス製のチューリップ用花瓶もいくつも並んでいてキレイでした。

中には花柄の花瓶もあって、近くにいたおばちゃん2人組が「花入れるのに花を描くんはしつこいなぁ」って言っててすごく共感。笑

花柄もキレイでしたが、シンプルな花瓶がよかったです。

 

第3章トルコと日本の交流

そして、階段で4階へ。京都国立近代美術館の4階、階段を上ってすぐの広間には大きな椅子があって、いつも結構まばらなのに、この日は皆さん雨宿りをしているのか、ほとんどの席が埋まっていました。

4階の展示会場には、日本のお店の人が送った甲冑とか刀、お皿、子どもがすっぽり入れそうなぐらい大きな花瓶、段違いの飾り棚や書き物机などが展示されていました。

明治時代に日本で作られた家具が、トルコまで運ばれて今現在にいたるまでキレイに保管されていることもびっくりだし、そんな品々を改めて日本に運んで展示されているって不思議だなぁと思いました。

割と大きなものが多かったのもあって、今でさえ運ぶの大変だっただろうに、当時はどうやって運んだんだろうと余計な心配をしつつ、終了!

コレクション展は展示作品一覧をもらってこなかったので(あったのかな)、ほとんど覚えてないんですけど、ざーっと見ました^^

興味がない布製品が大半だったこともあってか、いつもの展覧会よりもボリュームが少ないように感じました。ヴァンクリーフ&アーペル展のような煌びやかな感じを期待していたのでちょっとだけ残念でしたが、

普段触れることのないトルコの文化に触れられていい機会だったかなーって思います。

 

トルコ至宝展の混雑状況

ロッカーがいっぱいだったので混んでるのかなーと思いきや、何を見るにも並ばないといけない…というほどではなく、まあまあの混み具合でした。

宝石系の展示は行列を作って順番に見ていく感じで、布系とか会場の真ん中に設置された展示台なんかは、結構空いててすぐに見れるような感じで、会場内はいつも通りかちょっと多いぐらい?の印象でした。

4階の休憩所と1階のカフェはすごく人が多くて、カフェは空席を待っている人もたくさんいました。すごい雨でしたしね。

お土産は特にほしいなって思うものがなかったので、なにも購入せず。今思えばナザール・ボンジュウのひとつぐらい買っておけばよかったかなーって思います^^

京都国立近代美術館の次回の展覧会は「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」(8月9日~10月14日)。チラシに掲載されいてたキラキラお目目の女の子の絵が描いてあるCOMME des GARÇONSの上着もキレイでしたよ~♪

 

坂本眞一さんのマンガ『イノサン』『イノサン Rouge』とのコラボレーションもあるそうな。それはちょっと気になる…!

 

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