関西からHOKUOがなくなる!?北欧の運営会社が社名変更&店名も変わる!【北欧フードサービス】
札幌を拠点に、関東や関西でも店舗を展開しているベーカリーチェーンHOKUO。2016年7月29日にお店をのぞくと、店頭に大きく「店名が変わる」というお知らせが。大好きなHOKUOの店名変更について、現時点でわかっている情報をまとめます。
HOKUOといえば、赤い三角帽子のこんなノームのイメージ。
HOKUOの運営体制について
調べてみてわかったのですが、HOKUOは地域によって運営会社が異なる経営スタイルをとっているようで、発祥は札幌の株式会社北欧。東京・神奈川・埼玉でHOKUOを展開するのが、小田急グループの株式会社北欧トーキョー。
そして、大阪と兵庫でHOKUOを展開するのが、今回社名変更をされた北欧フードサービス株式会社です。同社はHOKUOのみならず、お好み焼き・鉄板焼きの「楓の木」と京風ねぎ焼き「ねぎ美人亭」の出店も手がけているとか。
親会社はほっかほっか亭を運営する株式会社ハークスレイで、北欧フードサービスの社名についてはすでに2016年7月20日付けで変更されていて、新しい社名はアルヘイム株式会社というそうです。
というわけで、今回HOKUOの名前を変更するのは大阪のみ。
北海道や関東圏のHOKUOとはまったく関係のないお話です。関西ではよく見るお店だし、関東でも見かけていたので、全国チェーンなのかと思っていたのですが、それぞれ別の会社が運営していたんですね。意外でした。
HOKUO cafeのオープン・リニューアルなど激動の数年間
思えばここ数年の北欧は、2013年8月に全国初となる「HOKUO Cafe」を心斎橋にオープン、翌年の2014年6月に同店をリニューアル。2014年10月には千里中央にあるせんちゅうパルのスターバックス閉店後の跡地に北欧カフェの2号店オープンするなど、活発な動きがありました。
パンの価格についても、地下鉄なんば店や堺東店などで全品100円の店舗ができるなど(OCATモール店や地下鉄天王寺店は通常価格で販売)、常に新しい展開を見せているなーという印象でした。
Cafeができた頃は「HOKUOってこんなお洒落なパン屋さんだったっけ?」っていうイメージだったのですが、新規出店なのかリニューアルなのか、最近のHOKUOは全体として統一感のある、スッキリとしたお洒落な雰囲気の店舗が多いように思います。
HOKUOの新店舗名と、そこに込められた想いとは?
7月29日にHOKUOでお買物した際に、店名変更についてのチラシをもらいました。そのお知らせによると、大阪HOKUOの新しい店名は「アルヘイム(ALFHEIM)」、正式には「ノルドバケリ・アルヘイム(Nord Bakeri ALFHEIM)」。
アルヘイムも、ノルドバケリも、日本人にはあまりなじみのない単語ですね。
Nord=北
Bakeri=パン屋さん(ベーカリー)
Alfeim=光の妖精エルフの住む国
という、ノルウェー語のようです。
今までに作り上げてきた「北欧」のイメージは踏襲し、こだわりの手づくりパンで何気ない毎日に「小さな幸せ」をお届けするベーカリーショップをコンセプトに、『妖精たちが魔法をかけたような、やさしい北欧パンで街を、人々をあたため続ける』という想いが込められているとか^^
北欧の店舗名変更後の店舗数は?
チラシにはアルヘイムは全16店舗と記載されていました。すべて大阪で、現在HOKUOとして営業している店舗ばかりのようですが、兵庫にもHOKUOのお店があったような??
今回の社名・店名変更については、親会社であるハークスレイグループのフレッシュベーカリー事業の独自ブランドという位置づけとのことで、HOKUOとして営業を続けながら8月8日漬で新規ブランドアルヘイムとして一新するということですね。
今後もアルヘイムを応援しようと思いますが、昔ながらの定番パンがなくならないか、チラシを見ながら、商品のラインナップが気になる今日この頃。
8月8日が楽しみです^^