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パナマ帽のお手入れ、リボンの汗対策から冬の保管方法まで【パナマハット】

パナマ帽くるくると指でまわして…という中森明菜さんの「サザン・ウインド」の歌詞にも出てくるパナマハット。春~夏の終わりまでがメインシーズンのパナマ帽は、自然の素材で作られた帽子なので、普段のお手入れが欠かせません。

今回はパナマ帽の普段のお手入れ方法と、パナマ帽を長持ちさせるオフシーズン(冬)の保管方法をまとめてみました。

 


ボルサリーノ/本パナマハット[PANAMA QUITO WIDE]/パナマキート/ワイドブリム/エクアドル産/イタリア製/つば広ハット/パナマ帽/中折れハット/中折れ帽/メンズ/BORSALINO

イタリアの老舗帽子ブランド、ボルサリーノのパナマハットは男性の憧れ。

季節的にも父の日のプレゼントにぴったりですね^^

 

パナマ帽のふだんのお手入れ方法、汚れた時、雨の日のお手入れ

パナマ帽は基本的に春~夏の終わりまでの、汗をかきやすいシーズンに身につけるものなので、使うたびに簡単なお手入れをするのが、パナマ帽を長持ちさせる秘訣です。

お手入れといってもそう難しいものではなく、固く絞った濡れタオルで防止の全体&特に汗をかいた部分を拭き、その後、乾いたタオルで水分を拭き取るだけ。

その後は優しく全体の形を整え、日の当たらない風通しのよい場所で陰干しします。その際、平らに置いておくと、ブリムと呼ばれるツバの部分が歪みにくいです。

もしパナマ帽が汚れてしまった場合は、タオルに水と二酸化炭素のみでできている炭酸水を染み込ませて、汚れを優しくふき取ってから、乾いたタオルで水分を拭き取ります。日常的な汚れであれば、この方法で落とせると思います。

また、パナマ帽着用時に雨が降った際には、できるだけ早めに乾いた布で軽く吹き取って、いつも通りに陰干しでOKです。

陰干しの際に洗濯ばさみを使うのは避けた方がよいそうなので、ベランダに干すよりは室内で干す方がいいですね^^

 

パナマ帽は折りたたみできるか?

商品に「折りたたみ可能」と謳っているパナマハット意外は、基本的には折りたたみできないものがほとんどです。自然の素材を編んで作られているという性質上、一度破れたり、折り目がついた場合には、元に戻すことができません。

麦わら帽子を折りたたんで保管するか?と考えると、イメージしやすいかもしれません。パナマ帽は麦わら帽子ほどの固さはありませんが、その分、パナマ帽の方が繊細なので注意が必要です。

余談ですが、麦わら帽子とパナマ帽の違いは、素材の違いです。

 

パナマ帽を長持ちさせる持ち方

パナマ帽を長持ちさせる上で、一番大切なのはその持ち方だといいます。パナマ帽専門店の方が必ず注意を呼びかけている重要な部分です。

それは、パナマ帽のクラウンと呼ばれる頭の部分のくぼみを持たないこと。

なんとパナマ帽のダメージの80%がクラウンの部分で、この持ち方をしないだけでも帽子の寿命は3倍~4倍にまで伸びるとか。

簡単なように思われますが、ついついやってしまいがちな持ち方なので慣れるまでは意識しないといけません。この持ち方がパナマハットの致命傷、型崩れや破れの原因となります。

じゃあどこを持てばいいの?と思いますが、その答えは、ブリム(つばの部分)です。

パナマ帽を被る時も脱ぐ時も、両手でブリムを持って扱うことが、お気に入りのパナマハットを長持ちさせるコツです。

ついついクラウンを掴んで外したくなりそうなところですが…ものすごく優しくふわっと持てば型崩れしないでしょうか…その点は自己責任で試してみて下さい^^;

 

パナマ帽のリボンへの汗染み対策

そして、気になる方も多いと思われる、パナマ帽のリボンへの汗ジミ対策。

一番の対策は、帽子を被り始める前におでこの部分や気になる部分に、汗を吸わせるための布や汗取りテープを貼り付けておくこと。そして、こまめに取り替えること。

少し手間はかかりますが、パナマ帽のリボンや本体への汗染みを防ぐ一番の方法です。

あとは、パナマ帽の外側の部分に軽く防水スプレーを吹き付けて使用するのもオススメです。

 

パナマ帽の冬の保管方法

年間を通して高温多湿な産地エクアドルに比べて涼しい日本では冬の着用はあまり一般的ではありませんが、ファッションに合えば、季節問わず被ってOKという方もいます。

余談ですが、日本では明治から大正、昭和初期にかけて、スーツに限らず、和装に合わせる帽子としてパナマ帽が愛用されていたそうです。そんな古くから親しまれているんですね^^

そうは言っても、冬は被らずパナマ帽を休ませたいという方に向けて、冬の保管方法をご紹介します。

パナマハットを保管する際に、特別なお手入れは特に必要ありません。

いつも通りのお手入れをした後、パナマ帽を購入した際の箱に入れて、風通しのよい涼しい場所で保管するのがベスト。型崩れ防止の為、クラウンの部分に薄い布や和紙などを入れるのもオススメです。

もしパナマ帽購入時に箱がついてなかった、もしくは箱が大きくて邪魔だから破棄しちゃったという方は、帽子を収納するための専用ボックスを検討してみるのもいいですね^^

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パナマ帽は自然の素材でできている為、乾燥に非常に弱いです。可能であれば時々取り出して霧吹きで霧を吹き、乾いたタオルで拭き取るのが理想的。

エクアドルではジーンズと同じような感覚でラフに被る帽子のようなので、そこまで神経質になる必要はないのかなとも思いますが、自宅の環境(乾燥しやすい環境で保管する場合など)や、パナマハットを長年愛用したいと思っている方はぜひ参考にして下さい^^

 

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