国歌斉唱の「斉唱」の意味は?独唱や合唱とは違うの?
2014年3月9日に名古屋で開催された名古屋ウィメンズマラソンにて、
しょこたんこと中川翔子さんが国歌斉唱をされたことが話題になっていますね♪
近頃は、こういったスポーツイベントや国際試合のセレモニーなどで行われる、
有名人による国歌斉唱は、もはや定番行事になりつつあります。
ところで、この国歌斉唱という言葉ですが、
「斉唱」ってどういう意味??と思ったので調べてみました♪
しょこたんの髪の毛がツリーになってるCDジャケット。
一番右のが最新アルバム「9lives」。なにしても可愛い◎
斉唱とは、こういう意味だった!
正確な言葉の意味でいうと、斉唱というのは、
複数の人が同じ旋律を歌うことをさす言葉だそうです。
(オクターブが違っても同じ音だったら斉唱に含まれる)
なので、国歌斉唱とは本来、そのイベントなどに
参加した人が全員で声をそろえて国家を歌うことをさします。
ちなみに国歌斉唱時には起立・脱帽することが一般的なので、それに反する
行動をした人に対して批判や論争が巻き起こることもしばしばあります。
斉唱と独唱、合唱との違い
2人以上の人で同じメロディを歌う「斉唱」に対して、
一人だけで歌うことを「独唱」と言います。
ということは、有名歌手が一人で国家を歌う場合には、
「国家独唱」というのが正しい言葉の使い方なのかなと思いますが、
一般的にはそういう場合にも「○○さんによる国歌斉唱」と言われているので、
その点は、あまり気にしなくていいようです。
ちなみに学校行事などで行われる「合唱」というのは、
複数のパートをそれぞれ複数の人が歌うことをさします。
アルトとかソプラノに分かれて歌うようなことですね。
大人数で歌を歌うことが合唱なのかなーと思っていたので、
それぞれがなにを歌っているかで「斉唱」か「合唱」かが違うというのは、
今回調べてみて、初めて知ることができた豆知識でした♪
有名歌手による国歌斉唱のルーツ
ちなみに、近頃定番の有名人による国歌斉唱は、
1993年のJリーグ開幕セレモニーでTUBEの前田亘輝さんが
国家を独唱したところから始まったそうです。
当時の映像が気になる方はこちらからどうぞ^^(Youtubeです)
(国家の独唱は1:00ぐらいから始まります♪)
今では当たり前となった国家独唱ですが、
当時はとても斬新なアイディアだったんだろうなと思います。
『新しいスポーツの幕開けとして、
今までにない「君が代」をやりたかった』とは、
日本サッカー協会キャプテン川淵三郎さんの言葉。
スポーツを愛する熱いこだわりから始まった伝統なんですね♪