秋元治さんの「こち亀」(ギネスの「少年誌の最長連載記録」を更新中!)

こと、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に四角いスイカが登場!?

 

という噂を聞きつけて実際に四角いスイカが出てくる巻を読んでみました♪

実に見事な真四角なスイカが出てきましたよー^^

 

前回に引き続き、1997年に発売された101巻、

第7話「両さん 夏の一日の巻」をまとめて紹介しています。

 

前回の記事「四角いスイカと聞いてこち亀を思い出す人は

生粋のジャンプファン!?」(101巻第7話の前編紹介)はこちら♪

 

両さんこと両津勘吉フィギュア。

両さんの眉毛を見てるだけで元気が出そうです。

 

四角いスイカへのこち亀の登場人物の反応は??

お話は、スイカをお土産に頼まれていた両さんと中川巡査が、

産地直売の露天で四角いスイカ(3000円!)を買って、

意気揚々と派出所へ戻ってきた所から再開です。

 

派出所に戻るなり、

「見ろ!四角のスイカだ!」とみんなにお披露目するも

「何それ、気持ち悪い」「なんか不気味だね」と四角スイカはいきなり不評。

 

「外見で判断してはいかんぞ!味で勝負だ!」

 

四角スイカを勢いよく切ってみるも、中身は真っ白で赤い所がありません。

 

「色で判断してはいかん!」「食べればおいしいに決まっている!」

 

あくまでポジティブな両さんはみんなの分を三角に切り分けて、

「食べてみろ」と手渡します。(三角すぎて食パンみたい。)

 

「形と色が違っていてもスイカはスイカだ!」とむさぼりつくも、

「スイカ・・・らしくないな」と思わず本音をポツリ。

 

他の人も「なんか堅いよ」「どちらかというとキュウリに近い」

「とても食べられないわ」と四角いすいかはやっぱり不評のようです。

 

「食べ方を変えればいいんだ!」「ミソが合いそうだ!」

なんておもむろに冷蔵庫からミソを取り出して「うむ、うまい!!」

と食べる両さんに「それじゃモロキューだよ」「騙されたみたいですね」

と厳しい声が上がり・・・??

 

「考えたら腹が立ってきた!」と先ほど四角スイカを売っていた露店に向かう

両さんを止めるのは、中川巡査。巡査の「もういないと思います」の一言に、

「子供の頃にカタ屋に騙されて以来の屈辱だ!」と泣いて悔しがる両さん。

 

そこへ大原部長が丸いスイカを差入れに持ってきました。

 

「わあ!本物のスイカ!」と喜ぶ麗子巡査に

「わしのもスイカだぞ!」とわめいて反発するも、

「両ちゃんおは四角いキュウリよ」と一蹴されます。

 

その後も四角いスイカにまつわるバトルが繰り広げられ、

両さんが麗子巡査の髪を引っ張り、反撃に腕を噛み付かれるシーンも^^;

 

みんながおいしそうなスイカを食べるのを横目に

「そんな甘いスイカなんてまずいぞ!そんなものカブト虫のえさだ!」

「江戸っ子はさっぱりした白いスイカだ!」と強がって四角スイカを食べ続けるも

その本音は、「はっきり言ってまずい」「虫になった気分だ」と散々。

 

そこへ小学生が両さんにせみとりを手伝ってほしいと依頼に来て、

一緒に蝉取りに行きますが、両さんの蝉取りの腕前は子供の頃から一級で、

近所中のせみをとってしまい、風流なせみの声が聞こえなくなるほどだとか。

 

夕方派出所に戻った両さんは、楽しみにしていた屋形船に

自分が乗れないことを部長に告げられ、ものすごく無念そう。

 

ただし、そこで終わらないのが両さん。

 

中川巡査の会社が花火大会に参加していることをいいことに、

海上に向かい、部長達が乗る屋形船にちょっとした仕掛けを・・・。

 

いよいよ花火大会が始まる頃、両さんはボートの上で、

ノートパソコンから花火のテレビ中継を眺めてお酒を飲んでいましたが、

この後、どんな騒ぎが引き起こされるかは・・・漫画を読んでのお楽しみ♪

 

両さんの悪ふざけにはいつも度肝を抜かされますが、

こんな両さんの破天荒さがこち亀の人気の源なんでしょうね^^


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