先日お伝えした四角スイカもかなり珍しいですが、

実は日本では他にも様々なスイカが生産されているようで・・・。

 

ハートスイカもいくつかあるようなんですが、その中でも今回は、

特にいいなーと思った熊本県のサプライズファーマーさんが作っている、

「幸せのかたち 萌紅実 -MEGUMI-」をご紹介したいと思います。

 

 

ハートのスイカ、断面図も美しい!!ちょっと見てほしいのが、

サプライズファーマーさんのロゴ入り段ボール。おしゃれで可愛いのです。

 

四角スイカには負けられない!?そのお味とは・・・

このハートスイカは熊本市の農家・木村洋一さん夫妻が、

3年かけて研究し、2009年に初めて本格的に出荷が開始されました。

(初年度の収穫は20個。2013年には50個以上収穫できているようです。)

 

ハート型の果物なんて邪道だ!はじめは、

農家は形なんかより味にこだわるべきだと思っていた木村さんですが、

いざ作ってみたハートのメロンを食べると、予想外においしかったそうで・・・。

(木村さんはスイカだけでなくハート型のメロンも栽培されています。)

 

それからは、いかにおいしく、いかに美しいハート形を作ることができるか。

それだけを追求してついにできあがったのが、この「幸せのか・た・ち」。

そんな木村洋一さんを人はハート職人と呼びます。(なんて素敵な呼び名♪)

 

そうなんです。驚くなかれ、

このハート型のすいかは、観賞用ではなく、

おいしく食べられることを追求して作られたスイカなのです◎

 

ハートスイカ、農家魂あふれるエピソード

サプライズファーマー木村洋一さん夫妻によって

毎年試行錯誤が繰り返されているハートスイカの栽培ですが、

2011年に木村さんの農家魂あふれるエピソードがありました。

 

9月上旬に出荷が予定されていたハートスイカ。

出荷を楽しみに待つお客様に先駆けて試食をしたところ、

ハートスイカの出荷基準の糖度を大きく下回ることが判明しました。

おそらく前年より多く降った雨による、スイカの栽培土壌の水分過多が原因。

 

そこで木村さん夫妻はどうしたかというと、

美味しく満足のいく商品をお届けできないという理由から、

2011年9月上旬のハートのすいかの出荷・販売を中止したとのことです。

 

ハートスイカを心待ちにしていた方々にとっては

とても残念なお知らせだったに違いありません。

 

だけど、ハートスイカは形だけの観賞用ではなく、

あくまで果物としてスイカとして、食用としても通用するものしか、

世の中に出すことはできない!との木村洋一さんの強いこだわりが

垣間見えるエピソードではないでしょうか。

 

だって、私だったらハートのスイカ、

もったいなくて食べられないし糖度なんて低くてもいいよーって思うのに。

そんな軽々しい妥協は許さない木村さんご夫婦の農家魂を感じました。

 

ハートスイカ・サプライズファーマー木村洋一さんの動画

ハートスイカにはこんな動画までありました♪1分30秒ぐらいの短い動画ですが、

農家の方の顔が見えるのは、消費者にとっても安心できることですよね^^

↑↑ちなみにこの方が木村洋一さん・・・ではありません^^;

 

ハートスイカがどのようにして作られているのか、

ハートスイカを作るための型はどんなのか??見物です。

 

四角スイカに比べるとまだ生産量は安定しないようですが、

ハートのすいかも熊本県の名産になったらいいですね♪♪

ぜひ実物を見てみたいものです^^


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